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映像作家 寺本勇也 長編インタビュー後編 — 少年時代の感覚 忘れたくない
2025.07.31

人生に大きく影響を与えたアイテムは?
幼稚園の頃に買ってもらった仮面ライダーのムック本。小学2年生くらいで漢字が読めるようになった頃にスタッフのインタビューを読み、初めて夢の裏側を知り衝撃を受けました。普通に子供として好きで見てた幻想の世界は、ちゃんと「人」が作ってた。大人たちが苦労して、かつ楽しみながら作っていたという事実。そこから裏側=業界への興味が芽生えて、映画本のコレクター人生も始まっていきました。
特撮の現場での経験は?
日本工学院という映像学校に通いながら、インターンとしてライダーの撮影現場に行けることになりました。特撮番組のスタッフたちが国内最強チームな気がします。55年という歴史の蓄積があり、毎週オンエアがあるなかノンストップでこなしていくチームワークとスピード感は凄まじいものがありました。その後どの現場に行っても心が折れなかったのは、最初の洗礼があそこだったからかもしれないですね。

この人に出会えていなかったら今の自分はなかったという人は?
制作部の根本翔。中学のクラスメイトです。楽しいことを考えるという仕事をする上で、少年時代の感覚を忘れたくないんですよね。だから幼馴染といると、休み時間の延長線にいれるというか、頭が若いままでいれる気がする。中学からiPod touchで映画撮影ごっこを地元でやって、今も規模感は桁違いですけど楽しさでいったら変わらないです。
今後の意気込みを教えてください。
とりあえずまだまだ頑張っていくので、何年後か分からないですけど、いつかこの記事が若手時代のインタビューとして発掘されるようになったら素敵だなとは思うんです。だからそうなるように頑張っていかなきゃいけないですね。